親権と子の意思 離婚相談弁護士横浜 細江智洋

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

親権と子の意思

離婚時に親権について合意ができない場合には,最終的には家庭裁判所が親権者を指定することになります。

親権者指定に際しては,子はどう思っているかという点で,子の意思も重要な基準となります。

ANJ88_ookiiokuchidegohan500

なお,子が満15歳以上の場合には,必ず子から聴取をしなければならないこととなっています。

常識的に考えても,高校生くらいの子の意向を無視して親権者を指定するというのは,かなり難しいですよね。

さて,家庭裁判所はどのように子の意思を確認するのかという点ですが,家庭裁判所の調査官により調査が行われることになります。

裁判所内や自宅で,実際に子と面接するなどの方法で確認することになります。

その他,調査では,親の面接,家庭訪問による面接,保育園,幼稚園などの教育機関の調査がされます。

また,子の意思に加えて,次のような事項も調査されます。

①当事者の生活状況

②当事者の経済状況

③子の生活状況

④子の監護方針

 

離婚相談弁護士横浜 細江智洋

【無料相談】離婚問題に悩んでいるあなたへ

人生の再出発をお手伝いします。

平日・土・日・祝祭日に
1時間の無料相談を行います。


無料相談に申込む